【ピープルインタビュー】満足度の高いママパパ参加プロジェクト「育休イノベーションズ」はこうして生まれた!

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ピープル株式会社は、「いたずらやりたい放題」「ぽぽちゃん」「ピタゴラス」など、数多くのロングセラー商品を生み出し、おもちゃの他にも育児用品や自転車などの商品を製造販売しています。

ユーザーの声を大事にした商品開発を続ける中で一般のママやパパがピープルの商品開発を半年間体験できるプロジェクトを2020年9月から開始し、現在は育休イノベーションズと呼んでいます。

育休イノベーションズのオリエンテーション(第2期)

育休中のママやパパが参加した第0期のアンケートでは「育休が充実した!」と97%の方が回答しています。

このプロジェクトを企画した真下(ましも)さんは4児のママ。新卒からピープルに入社し、4回の育休を取得しました。商品開発者の視点で育児をするとメリットが多いと気づいたことから社外のママやパパにも体験してもらいたいと考えたのだそう。

参加した方の満足度が高いプロジェクトが生まれた背景をベビヨリ編集部が聞いてきました。

ピープルのビジョンは最前線で商品やサービスを提供し続けること

御社の主な活動について教えてください。
ピープル株式会社は、0~3歳を中心とした乳幼児向け商品を企画開発するメーカーです。

子育てをしている方々にとって「本当に分かってくれている」商品・サービスを最前線で世の中に提供し続けることをビジョンに掲げています。

【玩具】


1歳前後になるといたずらしたがるアイテムを本物そっくりに再現したロングセラー玩具です。時代の変化に合わせて、いたずらアイテムも変化しているんですよ。




生後0ヶ月から遊べる「お米のおもちゃ」は新素材ライスレジンが環境に優しい素材としても注目され、ガイアの夜明けに取り上げられました。


【育児用品】


「泣かないイス」のHugシリーズはママの抱き心地を再現してSNSから話題になりました。

商品詳細 >> TeddyHugテディハグ


ユーザーさんの本音を常に引き出すことによってこそ、最前線で新しいモノを提供し続けられると考えています。組織上の役割は企画・製造・販売と分かれてはいますが、どの部門もユーザーさんの声を最優先に戦略を立てます。

「世の中に生み出してくれてありがとう」と一人でも多くのママやパパに言ってもらえることが一番の喜びと思って日々モノづくりをしています。


育児経験や個性が活きる体験

育休イノベーションズとは、どんなプロジェクトですか?
育休イノベーションズでは育休中のママやパパが育児経験や個性を活かしてピープルの商品開発を体験できます。

子育て生活者でありユーザーである人たちが、本当に欲しいモノを自分たちで提案し実現していくプロジェクトです。すべてオンライン上で進めるので、全国どこからでもご参加いただけます。

最初は育児改革プロジェクトという名称でしたので、これを第0期と呼んでいます。第1期から「育休イノベーションズ」と名称を変えました。現在は第2期の新メンバーが決定して活動が始まったところです。

\ 第2期の活動内容を毎週お届け♪ /
「育休イノベーションズ潜入レポ」
@teddyhug.staff ストーリーズにて連載中


育児を楽しむ商品開発者の視点

育休イノベーションズを企画した理由を詳しく教えてください。
私自身子どもが4人いて育休を4回経験しています。育休中に欲しいと思ったものを会社に提案して、次の育児をする人に提供できるという喜びがありました。

子育てしながら商品開発の俯瞰した視点を持てたことで、次々に登場する子育ての悩みや大変さも「解決策がないのはチャンスだ」と捉えられて、楽しみながら育児に向き合うことができました。

そういった自分自身の体験があったので、子育ての経験を強みにママやパパが商品開発できる場を提供したいと思ったのです。プロジェクトに参加する方にとってもユーザーさんの声を一番に考えているピープルにとっても、どちらもWINWINになれると考えて企画しました。

身近な視点で商品開発する姿勢は創業当時から

ピープル株式会社はもともと文具メーカーの組織再編の対象となった部門からのスタートでした。専門的な知識や経験がなくてもアイデアで勝負しようと商品開発に取り組みました。

創業者に息子(現社長)が生まれたばかりだったということもあり、身近な親子の観察や共感からアイデアを出していきました。今につながるユーザー第一の姿勢は最初から一貫しており、社員は今も子ども観察や育児経験を大事に商品を開発しています。

コロナ前は子連れでオフィス出勤

社員の育児日記は大切な資料

真下さんはどんなふうに育休を過ごしていたんですか?
育児日記を書いていました。義務ではないのですが、育休に入ったピープル社員の多くが日記を書きます。

社内には歴代の社員がこれまでに書いた育児日記が大事に保管されています。私は新卒で入社し、そのときには子育てのことはわからなかったので一通り読みました。

私が入社した頃はパソコンも今のようには普及していなかったので手書きです。人それぞれ個性があってイラスト付きだったり、いろいろな育児日記があって読むとすごい楽しいんです。私も育休に入ったら育児日記を書いて次のアイデアのために貢献しようと思っていました。

第1子が生まれて育休に入るとデジカメで写真を撮り、毎日か2日に1度くらいは育児日記を書いてメールで送っていました。きっかけがないと子供を細かく観察しませんし、私自身は日記も続かないタイプなので良い機会でした。

ピープル社員が育児日記を読んで「次はこんなことを試してほしい」「これについてどう思うか」など連絡が来るのです。0歳から使える自社商品が会社から届いているので、それを使ったことも育児日記に書きました。困ったことも何か役立つかもしれないとシェアしました。

商品開発に関わる部門だけでなく人事部に至るまで読んでくれて、会うとまず日記の話題になります。会社全体に自分の育児を見守ってもらっていると感じました。


会社に来たらみんなが可愛がってくれる。社長による高い高い!


今は手書きで書く人はほとんどいなくなり、限定公開のブログで書いてリアルタイムに共有するやり方が主流です。育児日記はピープルの商品開発にとても役立っています。

ママ達と作り上げる楽しさをSNSで知った


私は第4子の育休明けで2015年に復帰し、育児用品の担当になりました。ピープルでは育児用品の取り扱いをはじめたばかりで「テディハグ」を置いてくれるお店も関東で1店舗しかない状況でした。

【ベビーから大人まで使えるイス】 Teddy Hug (テディハグ)


2016年はインスタグラムが日本に流行り始めていた時期です。何もわからないまま手探りでテディハグのアカウントを作って運用を始めました。

テディハグは毎日の赤ちゃんのお世話で使うものだからこそ愛着を持ってくれる方も多くて「ハグちゃん」という愛称もSNSから生まれました。どうやってハグちゃんを盛り上げていこうか、ママ達と一緒に企画を考えていったのです。

当時は私も赤ちゃん育児の真っ最中だったので、フォロワーさんとはママ友のような感覚で子育ての悩みを共有しました。オンラインのやりとりで実際に会ったことがなくても熱いつながりができました。

ハグちゃんは本当に皆さんから愛してもらって、あるママさんは帽子を作ってくれたり、ハグちゃんのLINEスタンプもお客さんの中から欲しいという声があって作りました。



ユーザーさんと一緒に考えていくことが可能なんだとSNSの運用を通して気づき、商品開発を社内だけでやるのではなく、良いコミュニティを作って世の中に喜ばれる商品を作っていけたらと思いました。

このSNSでの経験が「育休イノベーションズ」というコミュニティを立ち上げる原動力になったと言っても過言でもありません。

個人の中にもイノベーションを

育休イノベーションズの活動の中で力を入れていることは何ですか?
参加者・社員関係なく何でも言い合える関係性の構築によって、イノベーションが生まれると信じています。

また、6ヶ月間のプロジェクトでは知識を得てインプットするだけでなく、実際にアウトプットに挑戦してもらうことを大事にしています。苦手なことにチャレンジしたり得意な面を伸ばしたり、内容は人ごとに違います。行動するからこそ得られるものがあります。

第0期の商品サンプルを試してもらったママから感想を聞く

私自身もできるだけスピーディーに行動して、悩んだり反省しながら挑戦し変化し続けたい!と考えています。試行錯誤しながら、参加者の皆さんと一緒に活動をより良いものにしていきたいです。


ピープルを応援してくれる人が増えた

育休イノベーションズの取り組みを続ける中で「良かった!」と感じることを教えてください。
参加者の皆さんからのアイデア提案はもちろんですが、まさに今子育てをする人たちの最新の想いを些細なことでも常に身近に取り入れられることが何より刺激になっています。

立ち上げ時には想像もしていなかったことですが、6か月間の活動によってピープルのモノづくりの姿勢に共感してくださり、卒業後もプロジェクトをサポートしてくださる参加者さんがいらっしゃいます。新メンバーにツールの使い方を教えてくれたり、迷うことがあれば元メンバーとしての立場からアドバイスをしてくれたり、自主的に活動してくれています。

社員とはまた違う立場でピープルを理解し応援してくださる方の存在はとてもありがたいです。一緒に場を育てていけることに本当に感謝しています。

全国のママ・パパへのメッセージ

最後にママやパパへのメッセージをお願いします!
育休イノベーションズから生まれる商品が発売されるのを楽しみに応援してもらえると嬉しいです。第0期のアイデアから生まれた商品は来年末発売予定です。

育休イノベーションズの活動報告や、新しいメンバー募集についてはインスタグラムでも投稿予定です。ぜひ @teddyhug.staff を覗いてみてください。

こんなものあったらいいのに!のアイデアも随時募集しているので、お気軽にお寄せください。

乳幼児玩具メーカー・ピープル (people-kk.co.jp)

育休イノベーションズ
2期募集は終了しました。
3期募集は2022年2月頃の予定です!
次の育休イノベーションズの募集があったときにはベビヨリでもお知らせする予定です。気になる方はぜひ参加してみてくださいね。
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